これは私の友達から聞いた話です。同じ敷地内にある旦那の実家の水回りとキッチンをリフォームすることになり、その間3か月、義両親と同居することに。3か月といえども慣れない同居生活にストレスを感じていたところに起きた悲劇です。

「えっ!? どうしてこんなところに?」と不思議に思って中を覗いてみると、「ギャー!!」中に舅の外した入れ歯が浮かんでいたのです。

サーっと全身の血の気が引くほどゾッとしましたが、続いて怒りが湧いてきました。

3ヶ月の同居生活を終えて

どうして勝手に、キッチンに大事に保管していた私のマグカップ(よりによって1番のお気に入りのブランドマグ)に断りもなしに使用済みの入れ歯を入れるの!?

入れ歯を入れたいのだけれど……と一言声をかけてくれてもいいのでは?

卒倒しそうになるもグッと耐え、それでも怒りで気持ちのやり場がなく、すぐに旦那に話をしに行きましたが
「もう少しの我慢だから」となだめられ苦笑いするだけ。

私のお気に入りのマグカップ、今でもあの浮かんだ入れ歯の残像を思い出すだけで、申し訳ないですが気分が優れなくなり、ずっと使えずにいます。

3か月の同居生活が終わり、義両親が自宅に帰ったときには正直心底ホッとしました。
お互いに思うところはあったかもしれませんが、同居生活の難しさを悟った3ヶ月でした。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Kumi.M

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