「悪気がない」という言葉は、言い訳に使ってしまうと、とても不誠実に感じる言葉ですよね。今回は知人から聞いた、「悪気がない」と言えば許されると思っている人のエピソードをご紹介します。

「悪気がない」でなんでも許されるわけじゃない

ベテランさん「悪気があるかどうかなんて、どうでもいいです。
悪気があってもなくても、失礼なことを言われればこちらは傷つきます。

いいかげん、『悪気がない』という言い訳を振りかざして、失礼なことを言い続けるのをやめてもらえませんか?」

今まで優しかったベテランさんのはっきりズバッとしたひと言に、Aさんはとまどっていました。
そして「……すみません」とはじめて謝罪しました。

この日からAさんの発言に明らかな変化が。失礼な発言をすることが極端に減り、悪気がないという言い訳をすることもなくなったのです。

もしかしたら単に、叱られて怖かったからという可能性もありますが、「悪気がないからと、不用意に人を傷つけてはいけない」と考えを改めてくれた、と信じています。

まとめ

「悪気がない」からといって、何を言っても許されるわけではありませんよね。たとえ悪気がなくても、相手を傷つけるような発言は控えるべきです。人とコミュニケーションをとるときは、相手への思いやりと、適切な言葉選びを大切にしたいですね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:橘るい


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