嫁が姑に不満タラタラという話はよく耳にしますが、嫁姑関係に悩むのは姑だって同じです。 今回は、筆者の知人の母親Aさんから聞いたエピソードをお届けします。

鬼姑扱い

その翌日、息子からAさんに電話がありました。

「母さん、Bのことイジメないでよ。母さんのことが怖くて仕方ないって言ってるんだ」

Aさんに叱られたBさんは、自分が嫁いびりされたと愚痴をこぼすように。それ以降、急によそよそしくなり、めったにAさんの家に姿を見せることはなくなったそうです。

「本当はBさんのことを支えてあげたかった。でも、甘えるのにも限度ってものがあるでしょう? それを伝えたかっただけなのに」

Aさんは涙ながらに語っていました。

その後、Aさんの気持ちが息子経由でBさんに伝わったようで、Bさんは直接Aさんの家に来て、謝罪とこれまでの感謝の言葉を伝えたそう。Aさんも「あの時は感情的になってごめんね」と返して和解しました。

Bさんを心配して「いつでもおいで」と言ったものの、毎晩上げ膳据え膳が当たり前になるとは、Aさんは思っていなかったでしょう。BさんはAさんに甘えすぎだったように思いますが、人付き合いの難しさを痛感させられました。やはり、相手への思いやりの気持ちは大切ですね。これから少しずつ嫁姑関係が改善していくといいですね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:花澤ひかる

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