「人は見かけに寄らぬもの」という諺通り、人の本心は傍目には見えません。
それを日常生活で目の当たりにした際は、思わず恐怖を感じてしまいますよね。
筆者もまた、憧れの先輩女性の隠れた一面を垣間見た時、深いショックを覚えました。
今回は、筆者が体験した昔話をお話しましょう!

「店長マジうざい。早く、くたばらないかな」
「後輩は相変わらず使えない。服装もダサイし、見ているだけでイライラする」
この後輩は私のことだったので、深いショックを覚えながらも、このメモ帳を直接本人に渡すのは気が引けたので、先輩のレターボックスにそっと入れておきました。

完璧な人間はいない

その後も先輩は、私に本当に良くしてくれました。
ですが私の脳裏には常に、あのメモ帳の存在があったのも事実です。
それでも社会人になった今では、あれは先輩なりのストレス解消法だったのかなとも思います。

人間誰しも、完璧ではありません。
何事もソツなくこなす優秀な先輩だったからこそ、人の粗が尚更、気になったのかもしれません。
それをおくびにも出さず、あのメモ帳に書いて発散することによって先輩の心の安寧が保たれていたのなら、それはそれで良いのかも……。

とはいえ、やはり先輩の本音を知ってショックだった! という苦い思いが先行する、若き日の思い出なのでした!

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:六条京子


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