これは筆者の母の友人から聞いた話です。初めてできた孫が可愛くて、孫に贈り物をするのが唯一の楽しみでした。ある時、息子夫婦の家で自分が贈ったプレゼントが未開封で置かれているのを発見して……?

ふと視線をやった寝室のクローゼットが、少しだけ開いていました。その隙間に、私は思わず息を呑みました。

「えっ……。あれは、まさか……」

そこには、私が見覚えのある包装紙の包みが、山積みになって押し込まれていたのです。

中にはまだ開封すらされていないものもあり、それは間違いなく私が孫のためにと贈ったプレゼントの数々でした。

嫁の裏の顔に驚愕

すぐに帰宅した息子に尋ねると、息子もこのことは知らなかったようで「えっ、何それ?」と絶句。

嫌な予感がした息子が、あるフリマアプリを確認して……すべてが判明しました。お嫁さんは私が贈ったプレゼントを一度も使うことなく、そのまま「新品・未使用品」として出品し、自分のお小遣いに変えていたのです。

(あんなに喜んでいたのは、品物じゃなくて『換金価値』に対してだったの……?)

後から考えれば、彼女のリサーチへの回答は、いつも転売価格の高そうな人気ブランドばかり。

お小遣いが欲しかったという気持ちもわかりますが、プレゼントするたびに嬉しそうに喜ぶ嫁の裏の顔にもゾッとしました。

息子からはそれとなく注意してもらいましたが、これ以上追及して家庭を壊すのも本意ではありません。

それからというもの孫へのプレゼントはほどほどに、自分のためにお金を使うことを考えることにしたそうです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Kumi.M

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