これは筆者が知人から聞いた、「義家族との旅行」にまつわるお話です。毎回、旅行の企画から当日の雑用まで全て押し付けられる嫁が、「二度と行きたくない!」と旅行を回避するためにとった行動とは?

旅行に行かず、子供と一緒に向かった先は?

まず、遠方に住む自分の両親に事情を話し、子供を連れて一時的に実家へ身を寄せることにしました。

旦那には「親の持病が悪化したから、今回のGWは子供を連れて自分の実家に帰る」と伝えました。

最初は不満そうにしていた旦那でしたが、「たまには自分の両親やお義姉さんたちと水いらずで過ごしておいでよ?」と言うと、義実家大好きな旦那は「それも悪くない」と思ったのか、あっさり了承。

次に、息子たちが通う幼稚園に長期欠席の連絡を入れ、私のパート先に退職する旨を伝えました。また、計画実行までに、少しずつ荷造りも進めていきました。

そして迎えたGW初日、義家族たちのもとに向かった旦那を見送った後、記入済みの離婚届を置き、荷物を持って自分の実家に向かったのです。

数日後、自宅に戻った旦那から電話がかかってきた時に、家庭よりも義実家を優先すること、子育てに無関心なこと、そして私に思いやりを感じないことなどを理由に、離婚したいと伝えました。

その時の旦那の第一声は、「この家に俺ひとりで住むの? 無理だよ」

最後まで自分の心配しかしていない旦那の言葉に、もうやっていけないと確信しました。

養育費の額で少し揉めはしましたが、晴れて離婚が成立。その後、地元で良い人と出会えて、今は大学生になった息子たち共々幸せに暮らしています。

ちなみに元旦那は今だに未婚で、あの広い家に一人住み続けていると、共通の知人から聞きました。

最後に

自分の親や兄弟を大切にするのは良いことです。しかし、実家を優先しすぎて、配偶者や子供を蔑ろにしてしまうと、気持ちが離れてしまうかもしれませんよ。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Hinano.N


コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.