不倫は、1度はまってしまうとズルズルと続いてなかなか抜け出せないと言いますよね。何年も不倫関係を続けて、最後には泥沼の愛憎劇に発展する人も少なくないようです。今回は長年の不倫から抜け出したエピソードを友人が聞かせてくれました。

無邪気な質問に言葉が詰まり……

中学生にもなると恋愛にも興味津々のようです。
夜になると、姪っ子は「おばちゃんは彼氏いる?」と聞いてきました。
「いるよ」と答えると、「どんな人? おばちゃんの彼氏ならきっと素敵な男の人なんだろうなぁ~♡ ねぇ、今度会わせて!」と無邪気にねだってきました。

そんな純粋な姪っ子を見て、「私が付き合っている彼は、姪っ子に堂々と紹介することもできない人なんだ……」と、不意にハッとしたのです。

「うん、忙しい人だから、また今度ね」と曖昧に返事しながら、私は「会わせられるわけない。憧れの叔母が不倫してるだなんて知ったら、この子はどう思うだろう」と、自分のしていることを改めて実感せざるを得ませんでした。

そして、そこでやっと5年間の不倫関係を終わらせる決心が固まったのです。

まとめ

その後、私は上司にきっぱり別れを告げて、転職して職場も変え、完全に不倫関係に終止符を打ちました。
今は恋愛はお休みして、新しい職場で仕事に向き合っています。

慕ってくれる姪っ子のためにも、胸を張っていられる自分でいたいと思う今日このごろです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:藍沢ゆきの


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