筆者の姑は何かにつけて文句ばかり言う人でした。外食先でも、気に入らないことがあると自己中心的な文句を言うので、一緒にいるのが恥ずかしいほど。ある時、一緒に食事に行ったお店でいつものようにまた理不尽なことを言いだした姑を一喝してくれたのは……? 筆者の体験談をご紹介します。

姑の文句にはうんざり

ようやく順番が回って来て席に着くなり、「たいへんお待たせして申し訳ございません。」と丁寧な接客で案内してくれた店員に「ちょっと待たせすぎじゃない?」といきなり文句を言う姑。

何とか姑をなだめ、メニューを見て料理を頼もうとすると、次は前より値上がりしていることに文句を言い出しました。

メイン料理を頼んだら前菜のブッフェが付いてくるシステムなのに、メイン料理は人数分頼まずに分けて、ブッフェだけ食べようと言うのです。

店員の注意にも強気な態度で文句をいう姑にうんざりしながら、なるべくかかわらないように我慢していました。

姑の文句に一喝してくれたのは……

お店はブッフェスタイルなので、食事時間には制限時間が設けられていました。私はもう一刻も早く帰りたくて仕方ないのに、姑は文句を言うのにすごくゆっくり食事をします。

時間までに食べきれないほどの料理を取ってきて、店員が「そろそろお時間です」と伝えに来ると、「散々待たせておいて早く帰れとはどういうこと?」とまた文句を言い出しました。

これにはもうあきれるのと恥ずかしいのとで、私は下を向いて黙っていました。

すると、小学5年生の娘が、「おばあちゃん、ルールはルール! 守らずに文句を言うのは間違ってる!」「食べ放題だからってお料理を残すのももったいない!」と一喝してくれたのです。

これにはさすがの姑も罰が悪そうにしながら、そそくさと店を後にしました。
まさに娘の言う通りです。言いたいことを娘が言ってくれてスッキリしました。

待ち時間が長く文句を言いたくなる気持ちもわかりますが、予約をすればよかっただけの話ですよね。これで姑の文句も少しは減るといいのですが。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Kumi.M

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