子どもに渡したお小遣いは計画的に使ってほしいものですが、なかなか簡単にはいきません。筆者の知人Aさんは、子どものお金の使い方が下手なので説教をしたそう。しかし、その後子どものお金の使い道を知り、安易に叱ってしまった自分を反省することになりました。Aさんの子どもはいったい何にお金を使っていたのでしょうか?

息子が欲しかったもの

Aさんが息子に対しお金のお説教をしてから数カ月後。Aさんの誕生日がやってきました。すると、息子はAさんにきれいに包装されたプレゼントを渡してきます。

Aさんがプレゼントに驚きながら包を開けると、そこにはAさんが欲しがっていたストールがありました。

息子と一緒に近くのショッピングセンターに買物に行ったときに、Aさんが「これ素敵〜」と言ったのを息子は覚えてくれていたのです。Aさんは息子の優しさに感動し、最高の誕生日となりました。

息子のお金の使い方を知って反省

Aさんはプレゼントをもらい気がつきました。「息子は私にプレゼントを買うためにお金を貯めていたからお金がなかったんだ!」

息子はお金の大切さがわかっていなかったのではなく、母の誕生日に向けて計画的にプレゼントを買うためにお金を貯めていたのです。Aさんからお説教されても、プレゼントはサプライズのため言い訳もできなかったのでしょう。

そのことに気づいたAさんは、お説教してしまったことを深く反省。これからはもっと息子のことを信頼してあげようと思ったのだそうです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:安藤こげ茶


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