「親しき中にも礼儀あり」という言葉通り、例え友人であっても、超えてはならない一線があります。筆者の場合は、一緒に婚活パーティーに参加した際に、友人Sとの間に距離を置くことに決めたのですが……何があったのか筆者の体験談をご紹介します。

借りパクされる結果に……

「華やかな雰囲気のパーティーに参加したい」というSの要求に従って、立食スタイルのパーティーに申し込みを行ったのですが、そこでSがこのような発言をし始めます。
「そういえば、私、パーティーに合うドレスやアクセサリーを持っていなかったわ。貸してくれる?」

内心、少し困っていた私でしたが「せっかくの婚活パーティーデビューだし」と自分に言い聞かせて、彼女にドレスとアクセサリーを貸すことにしました。
しかし婚活パーティーが終わった後も、Sはドレスとアクセサリーを返してくれません。

その件について問い詰めると「あんなつまらないパーティーに誘っておいて、よく返せなんて言えるわね!」「安物だから破れちゃったわよ!」などと言い出すではありませんか!
「これは言っても無駄だ」と感じた私は、これを機にSと縁を切ったのでした。

孤立してしまったS

それからもSは、出会いを求めてもワガママな性格のせいで、なかなか交際に発展していないそうです。
また異性関係だけでなく、同性の友人達からも「彼女とは付き合いきれない」と見限られ、距離を置かれています。

恋愛関係においても友人関係においても、相手は自分の言動を常に評価しているということを、彼女には考え直して欲しいものですね。
Sにとってはつまらないパーティーだったかもしれませんが、今となれば、あれがキッカケで彼女の本性が露わになったので、結果オーライだったかもと思っています。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:六条京子

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