第一印象って大切ですよね。「少しでもいい印象を持ってもらいたい」と思うのは当然ですが、あまりにも自分を作りすぎてしまうと、困ったことにもなるようです。今回は友人がかつて経験した苦い思い出を聞かせてくれました。

裏目に出ていたこととは

実は、私は地方出身ということを隠したいあまり、がんばって標準語の敬語で会話していました。

その標準語は自分で思っているよりも随分ぎこちなかったようです。
あまりにもかしこまった話し方だったので、同期のみんなに近付きがたい印象を与えてしまっていたのでした……。

自分を偽るのはやめよう!

そこで、私は包み隠さず正直に事情を話しました。
するとその同期は爆笑!

「方言ってかわいいじゃん! 別に隠さなくてもいいと思うよ」と言ってくれたのです。

同期のアドバイスどおり、無理して標準語を使わず方言まじりで話すようにすると、ほかのみんなもホッとしたのか、親しく接してくれるようになりました。

良かれと思ってしていたことが、まさか人と仲よくなることを邪魔していたなんて……。
上辺だけ飾ったり自分を偽ったりせずに自然な姿で接したほうが、相手も安心してくれるんだということを実感した出来事でした。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:藍沢ゆきの

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