物事にはタイミングというものがあり、そのタイミングを間違えると大変なことになる場合もあります。今回はそのタイミングを間違えてしまったために、とんだ赤っ恥をかいてしまった私の知人、Eさんに聞いたお話です。
画像: <入社式に遅刻して赤っ恥!?>「次は社長からのお言葉を、、、」「え、私じゃないです!」→ なんと?!

入社式に遅刻して

Eさんはその日、新卒で入社する会社の入社式に出席する予定でした。
「ヤバっ、遅れちゃうよ」
予定よりずいぶん早く家を出たつもりなのに、乗り込んだ電車が車両トラブルで途中で止まってしまったのです。
「えー!そんなぁ」
車両の点検が始まったものの、トラブルはなかなか解決しません。しかも電車の中に閉じ込められているので、会社に電話をかけることもできなかったのです。Eさんはイライラしながら腕時計とにらめっこをしていました。

「マズいな……」
電車はかなり遅れて会社近くの駅に停車し、Eさんは慌てて電車を降りて会社に電話をかけました。
「電車が遅れてしまって」
「大変でしたね、気を付けて来てください」
電話を取ってくれた女性にはそう言われたものの、事情はどうあれ入社初日で遅刻はかなりイメージが悪いのは間違いありません。

しかしどう考えても入社式には間に合わない状況。Eさんは駅からダッシュをして会社まで急ぎました。

会場のドアを開けると……

「はあ、やっと着いた」
Eさんは入社式の開始から少し遅れて会場に到着しました。
「お、遅れてすみません!」
入社式の会場である大きなホールの扉を開けた瞬間でした。

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