世の中には「勝ち組」や「負け組」といった言葉で人を区別したがる人がいます。何をしたら勝ち組、負け組になるのか明確な定義はないため、本来気にする必要はないのかもしれませんが、言われた側は少々気になってしまいますよね。今回は私の友人A子から聞いた、負け組認定されたときに思わぬ人から助けられた話を紹介します。

思わぬ人が怒った!?

叔父さんの失礼な発言を遠くで聞いていた叔母さん(叔父さんの妻)が叔父さんとA子の元にやってきました。そして、「もう~あんたはなんてこと言うの! A子ちゃんは稼ぎも良いし美人だし、負け組なんかじゃないわよ! 失礼すぎるわよ! 今の時代、結婚なんてしてもしなくてもいいの! 自分の好きなようにすればいいのよ!」と力説。その姿にA子は圧倒されてしまいました。

結婚だけがすべてじゃない!

叔父さん夫婦には子どもがいません。そのため、叔母さんは、結婚してから周りから「子どもはまだか?」「子どもをを早く産め」などと言われて精神的に参ってしまったことや、結婚を機に好きだった仕事を辞めてあとで後悔したこと、大変だった親戚付き合いのことなど、結婚がすべてではないことを悟ったと、叔父さんに一生懸命伝えてくれました。

叔母さんの話を黙って聞いていた叔父さん。悪気はなかったのでしょうが、最後は、A子に「さっきは負け組とか言って悪かったな」と謝ってくれました。

大好きだった叔父さんからの「負け組」発言にショックを受けていたA子でしたが、叔母さんのフォローのおかげでとても救われたそうです。A子にはほかの人の発言に一喜一憂せず、自分の思うように生きていってほしいですね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:ichika.K

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