イジメの被害に遭ったとき、学校側の対応によっては事態がさらに悪化することがあります。イジメのせいで不登校になった児童がいるにもかかわらず「知らない」と学校に言われたら、あなたはどうしますか? これは筆者の友人・Sから聞いたエピソードです。

結果

次の年度、校長は退職に追い込まれ、関わっていた教師は全員異動になったそうです。
ただ子ども達の不登校は改善されず、根本的なイジメの解決には至らなかったので、不登校の子ども達は卒業を控えた年に再度教育委員会へ直訴し、別の学区の中学校へ行くことになりました。

Sの息子がイジメを受け始めたのは2年生。
個人面談などでも毎回相談していたのに、学校側が何も動かなかったせいで、4年間もの間学校へ行くことができなかったのです。

最終的には反撃が成功したのかもしれませんが、子ども達が心に負った傷は治る確証がありません。
どのような理由があったのかはわかりませんが、自分たちの保身に走った教師たちには、いつまでもこのことを覚えておいてほしいとSは話してくれました。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K


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