この春、新入社員として社会人になることに胸を躍らせている方も多いのではないでしょうか?
一生懸命頑張ることは素敵ですが、何事もやりすぎには注意が必要です。
筆者の友人から聞いた、新入社員あるあるのお話をどうぞ。

毎日慣れないパンプスで走り回っていたら……

営業職の主な仕事は、商品をPRすること。

そのため1日に数件、取引先企業へ足を運ぶことも少なくありません。

スーツと慣れないパンプスでの移動は、正直とても大変でした。

それでも、『早く仕事を任されるようになりたい』と考えていた私。

「そうは言ってもやるしかない!」
「とにかく先輩たちについて行って、1つでも多く学ばなきゃ!」

何より仕事優先で、先輩方の心配する声かけも聞かずに駆け回っていました。

すると、ある企業へ先輩と出向いたとき、私を見た取引先相手が真っ青に!

「だ、大丈夫ですか!?」
「とにかく早く病院へ!!」

先輩も私を見て、びっくりしている様子。

何のことだろう、と不思議に思っていると……。

流血で一大事になってしまった!

「靴擦れしてますよ!」
「血がすごい出てるから!!」

歩き慣れないパンプスでずっと走り回っていたせいか、両足とも盛大に靴擦れしていたのです。

加えて、血がストッキングの網目で広がり、一見するとかなり悲惨な姿に!

『とにかく仕事を覚えなきゃ!』という気持ちばかり優先して、全く気づいていませんでした……。

その後、病院でしっかり消毒してもらうことに。

先輩方からも
「張り切り過ぎだよ~」
と注意され、ようやく落ち着きを取り戻せました。

今となっては、笑い話の鉄板ネタになっています。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:一瀬あい


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