親しい間柄だと、食事の際に「一口ちょうだい」とシェアすることは珍しくありませんよね。でも求めていないのに「一口あげる」と渡してくる人もいるようです。ねだるのではなく渡してくる行為ですが、人によっては迷惑に感じることも。今回は、食べ物を押し付けられて困惑した知人から聞いたエピソードをご紹介します。

遠慮じゃありません!

A子の気分を害さないよう「自分の料理があるから大丈夫。自分で全部食べたら?」とやんわりと断ったこともあります。でもA子は「みんなで食べたほうがおいしいよ!」と言い、一口分をお皿に勝手に乗せてくるのです。
「遠慮しないで食べて!」と笑顔を向けられると、「遠慮してないよ!」とはいえず、「……ありがとう」と受け取るしかありません。
A子は悪い子ではないけれど、善意の押し付けをしてくることにいら立ちを感じていました。

おいしくないものもおすそわけ!?

知人がさらにイラっとしたのが、おいしくない料理も「一口あげる」と渡してくること。
「この料理、おいしくないね」と言いながらおすそ分けしてくるのです。「いや、おいしくないなら渡してこないでよ!」と思うけれど、言うに言えないのだとか。

「一口ちょうだい」と言われるのが嫌、という意見は少なくないけれど、「一口あげる」もかなり厄介。くれるものは受け取れば? という意見もありそうですが、頼んでいないときは迷惑なこともありますよね。良かれと思ってしているので、断りにくいのも確かです。
みなさまは「一口あげる」と食べ物を渡す行為をどう思いますか?

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:江田愉子


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