「無料」という言葉にに目がない人も多いですよね。しかし、タダだからといって何でももらいすぎてはいけません。今回は筆者が実際に遭遇した「ちょっと変わったママ友」のエピソードをご紹介します。

するとAさんはドヤ顔でこう言ったのです。

「私がしていることはリサイクル。そうSDGsなの!」

「そうかな……? この前『ご自由にどうぞ』って書かれたダンボールに入っていたポケットティッシュも全部カバンに詰め込んでたけど、あれはどうしたの?」

「もちろんチラシを抜いて売ったけど何か? 今度Bさんもやりなよ!」

Aさんのこの発言に、Bさんは呆れるしかありませんでした。

あなたの販売行為は大丈夫?

確かに、歯ブラシなどの使い切りのアメニティは、持ち帰りに厳しいルールはないのかもしれません。持ち帰っていいものかどうかは、宿泊施設や宿泊プラン等によって異なるでしょう。しかし、仮に持ち帰っていいものだとしても、大量に持ち帰り、フリマアプリで売るのは非常識だと感じてしまいます。Aさんにも何か理由があるのかもしれませんが、Aさんの金儲けのためにアメニティを設置している訳ではありませんよね。

ティッシュも販促のために置いてあることがほとんどで、多くの人に配りたいのが企業の本音でしょう。それなのに1人で全部もらってしまうのは、迷惑行為ではないでしょうか?

今はフリマアプリで誰でも販売者になれる時代です。自分の販売行為は、常識の範囲内に収まっているのかを意識することが大切だと思いました。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:花澤ひかる

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