外国人が日本に来て驚くことと言えば、街の清潔さや日本食の美味しさなどと言われています。今回は私の友人A子のアメリカ人夫から聞いた、プールを利用する際に驚いたことを紹介します。日本人なら「当たり前じゃん!」と思ってしまいそうなことだったのですが……。

〇〇が必須なのはなぜ?

アメリカ人の夫は、市営プールの受付で「水泳帽がないと利用できません」と言われたことにびっくり! 水泳帽がないと泳げないのは、どうやら日本ならではらしいのです。アメリカでも水泳帽をかぶる人はいるそうですが、水泳帽が必須なプールに行ったことがないらしく……。

日本人のA子にとっては、水泳帽をかぶることは当たり前に近い感覚です。幼いころから市営プールに行くときは水泳帽を必ず持参していたことを思い出しました。一方、アメリカ人の夫はなぜ水泳帽が必須なのか理解できないようでした。

A子は「水泳帽をかぶるのは、髪の毛が抜けたときのため」だと説明。「髪の毛がプールに浮いていたら不衛生でしょ?」と夫を納得させました。夫は「さすが日本人! プールでも綺麗好きなんだね」と感心している様子。

水泳帽を持ってきていなかった夫婦は、受付で購入することにしました。

久しぶりに水泳帽をかぶった夫の行動とは?

アメリカ人の夫は水泳帽をかぶったのが久しぶりだったため、なぜか興奮気味。誰もいないことを確認してから、まるで競泳選手になったかのような水泳帽姿が新鮮だったのか、自分の写真をたくさん撮っていました。

あとで写真を見せてもらったA子は、普段自撮りをしない夫が自撮りをしていたことに驚きを隠せませんでした。国によって違うルールやマナーを楽しんでいてくれてよかったです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:ichika.K


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