筆者のアメリカ人の友人が来日した時の話です。京都の太秦映画村へ連れていきました。そこは、時代劇セットが広がる昔ながらのテーマパーク。現在も時代劇等の撮影が行われている場所です。喜ぶ姿を想像していましたが、友人の反応は意外なもので…?

好きなものは、日本人とそんなに変わらない?

がっかりさせてしまったかな? と不安に思っていると、
「ここに入ろうよ!」と彼女が指さしたのは、大正浪漫漂う純喫茶。映画村にはエモい空間もあちこちにあります。
真っ先にメロンソーダを注文して、「エモい(emotional)」と喜んでいます。
最近、日本でも大正浪漫や昭和レトロな雰囲気が人気ですが、外国でも同じのようです。
理由はSNS。外国人の彼女も、「エモい日本」に興味を持ってくれていました。
「外国人だから」という理由で、コスプレ! サムライ! と考えたのが、ちょっと安易だったかな、と反省しました。
でも、最終的には映画村を二人で大満喫して帰ってこられたので、よかったです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:田中つぐみ


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