地元ならではの風習や強制的な行事に頭を抱えたことはありますか?
いわゆる《ローカルルール》は全国にあり、なかには戸惑うものもあるようで……。
筆者の友人から聞いた、病院を退院するときにあったローカルルールのエピソードをどうぞ。

わざわざ菓子折りやギフト券を用意するの!?

「お世話になったんだから、菓子折りを用意しないとね」
「先生にはギフト券でいいから考えておきなさい」

《かなりの金額をかけてお礼を伝えるのが筋よ》とアドバイスされたのです。

もちろん、先生や看護師さんたちにはお世話になったので、とても感謝しています。
けれど、出産入院費用で50万円以上支払っていた後ということもあり、戸惑いました。

同室の新米ママに相談してみましたが、みんな<当たり前でしょ>という態度!

私の考えに同意してくれる人は1人もいませんでした。

心づけ慣習は地域や病院によって違う?

さらに、地元で看護師をしている友人に聞いても、答えは同じで。

「退院した患者さんから菓子折りをもらうのは結構当たり前」
とのお言葉をもらいました。

しかし、都内で出産した友人からは一度もそんな話を聞いたことがありません。
反対に「心づけはご遠慮ください」や「職員への謝礼はお断りしています」など、貼り紙がされている病院も多いと聞きます。

「どうして私の地元だけ……?」

かなり出費が痛かったのですが、優しかった先生と看護師さんたちへの感謝の気持ちは変わりません。周りのアドバイスに従い、菓子折りやギフト券をプレゼントしました。
土地柄や病院にもよるのかもしれませんが、心づけに関して事前に確認しておけばよかったと思ったのでした。
過去、地元で娘を出産した時の話なので、今は全国的にも退院時にお礼を渡すルールは変わってきているかもしれませんね。お礼の品物に関する受け渡しルールは、病院ごとにさまざまだと思いますが、渡す側も受け取る側も、お互いに気持ちよくやり取りすることが大切のように感じます。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:一瀬あい

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.