子どもを取り上げられる事、それは親にとって身を削られるような、苦痛以外の何ものでもありませんよね。筆者の身内A子さんは、まるでドラマの様な信じられない事を経験されました。
今回はそんなA子さんから聞いたお話をご紹介します。
画像: <私の娘を返して!>義姉夫婦「子育てを体験したい」→【2歳の愛娘】を半ば無理やり奪われて──!?

初孫のお祝いパーティで、とんでもないお願い!?

A子さんに初めて子どもが出来た時のお話です。
田舎に住む義実家へ、子どもを連れて挨拶に行くことになりました。
義両親と義姉夫婦で、和やかに食事をしながらお祝いしていたのですが……。

義姉が子どもを抱っこしてから、どうも様子がおかしいのです。
そして何かを決心して、A子さんに話しかけました。

「一生のお願い。少しの間、子育てをさせてほしい。」

実は義姉は子どもを授かる事が出来ず、夫婦二人暮らし。
子育てを「体験」したいから、子どもを貸してほしいと言い出したのです。

絶対に嫌!! それなのに、勝手に盛り上がる義家族達

A子さんはもちろん断りましたが、義両親も一緒になり頼み込んできました。
全員が涙ながらに訴えてきて困っていると、

「数ヶ月くらいだったらいいだろ。」

と、夫が突然とんでもないことを言い出したのです。
元々超亭主関白な夫に、A子さんの意見は通りませんでした。

結局その場ではなんとか断れたものの、もう義姉に預けることは勝手に決められていたのです。
義姉は「離乳食が終わって楽になってから」などと言ってくるくらい。
結局娘が2歳になる頃に、半ば無理矢理引きはがされ、義姉夫婦に預ける事となってしまったのです。

私の子なのに! お願いだから返して!!

初めは不安で毎日義姉に電話をしていましたが、しばらくすると、

「ちゃんと育ててるから、毎日電話してこないで!」

現在のように携帯も普及していないので、電話以外で娘の様子を知る事が出来ません。
夫に何度も娘を返してもらうよう言いましたが、

「俺らはこれから何年も育児をするが、姉にはこの数ヶ月しかないんだ。」

そう言って、義姉の肩ばかり持つのです。
それ以上言うと暴力を振るわれてしまうので、A子さんは強く言う事が出来ませんでした。

初めは1か月だと言っていたのに、3ヶ月経っても娘は返ってきません。
義実家に電話をしても、娘を返してくれる様子はありませんでした。
我慢の限界が来たA子さんは、もう頭がおかしくなりそうでした。


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