誰かを本気で好きになると、相手の欠点が見えなくなってしまうことってありますよね。でも、そんなふうに自分を想ってくれる恋心を利用しようとするのは最低な行為です。今回は友人が数年前に経験した苦い経験を聞かせてくれました。
画像: 「不倫の慰謝料が払えない。妻と離婚できない」「私が払うわ!」→ やっと幸せになれると思いきや?

既婚者と分かっていても……

これは数年前に私が経験した出来事です。
当時、私は20代後半。40代の既婚者の男性と不倫関係にありました。

世間的に許されないことだとは分かっていましたが、彼のことが好きでどうしても離れられず、ズルズルと関係を続けてしまっていたのです。

彼のためならなんでもできる! と、その時の私は本気で思っていました。

ついに彼が決心してくれたが

そのうち、ついに彼も妻と離婚して私と再婚したいと言ってくれるようになりました。

でも、それには大きな問題が……。
「離婚するなら不倫していたことも言わないといけなくなる。そしたら妻に慰謝料を請求される。でも金がなくて払えないから離婚できない」と彼が言い出したのです。

実際、彼の奥さんから彼を奪ったのは私です。
当然彼だけではなく私も慰謝料を請求されるでしょう。

それでも、とにかく彼と一緒になりたかった私は、「私の貯金から2人分の慰謝料を払うから、離婚して!」と彼に懇願してしまいました。

いざ入籍! と思ったのに、一体なぜ?

請求されたとおりに慰謝料を支払い、ついに離婚は成立!
夫婦仲が冷め切っていたからか、恐れていたような修羅場もなく、比較的平和に事が進みました。

お金はだいぶ減ってしまいましたが、これから彼と2人で家庭を築けると思うと私は幸せでした。

しかし、いざ入籍の話をすると、彼から「やっぱり俺みたいな人間には君を幸せにする資格がない……君にはもっとふさわしい人がいるよ」と言われ驚愕!

「そんなことはない、私はあなたがいいの!」と縋りましたが、結局彼は私とは入籍してくれず、別れることになりました。


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