ママ友とのお付き合いは通常の友達付き合いとは異なります。自分と似ていないタイプや苦手なタイプとも付き合わなくてはいけないと、ストレスになることもあるのではないでしょうか? これは筆者の友人・Y子から聞いたマウント命のママ友とのエピソードです。

すると、後部座席に乗っていたKの息子が「僕もM斗君と公園で遊びたい! いっつもおばあちゃんちばっかりじゃつまんないよ!」と言い出したのです。

子どもの本音

これにはKも大慌て!
私はKのマウントにイラッとしたので、素知らぬ顔で「え~、でもいっつもお休みのときはお出かけして、いろんなところに行ってるんじゃないの?」とKの息子に聞いてやりました。
Kの息子は「パパはいつもゴルフでいないし、ママも行くとこないからおばあちゃんち行こうっていうんだよ。おばあちゃんちも楽しいけど、いつもおばあちゃんちばっかりだとねぇ。」と言うのです。

どうやらKは家にいるのがわからないように、車で出かけてはいたものの、行先は自分の実家。旦那さんも一緒に出かけていると聞いていましたが、実態はだいぶ違っていました。

言い訳

今までのマウントが嘘だったことがバレてしまったKは、観念してこう言ったのです。

「実は旦那とうまくいってなくて、離婚して実家に帰る準備をしてるの。このことは誰にも言わないで!」

子どもの発言で思わぬ恥をかいたKは、そそくさと子どもを車に乗せて去って行ってしまいました。

その後

どうやらKが公園で話したことは本当だったようで、夏休み中に子どもを連れて引っ越してしまいました。
今まで私たちにマウンティングしていた内容はおそらく全部ウソ……旦那さんとうまくいっていないことや、家族全員で出かけられないことを隠すために、虚構の話でマウントを取っていたのでしょう。

他人にマウントを取っても、自分の幸福度が上がるわけではありません。
自分をよく見せたいという気持ちはわからなくはないですが、Kが引っ越し先で意味のないマウンティングを取ってなければ良いなぁと思っています。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K


コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.