これは、私の職場にいるケチな同僚の話です。数々のケチエピソードの中でも特にびっくりした出来事です。お祝い事やお悔やみ事に対して不公平だと言う本心を聞いてみんな啞然としてしまいました。

お祝いにケチをつける理由

一緒にお祝いをすることに賛成しないM子に理由を聞いたところ、自分はもうお祝いしてもらう出来事がないから不公平だというのです。M子は50代で、すでに結婚しているので、今後結婚や出産などでお祝いされることは確かにないでしょう。

そして同じく、身内に不幸があった同僚の葬儀に職場を代表して香典を渡す際にも、1人反対していました。自分はもう両親が亡くなっており、香典ももらうことがないから不公平というのがM子の言い分でした。

損か得かの思考が残念

M子と一番年齢の近い私も、もちろんもうお祝いしてもらうような出来事はありません。
今とは違う職場でしたが、当時働いていた職場で結婚や出産などお祝いしてもらったときは嬉しかったですし、巡り巡ってそれが当たり前だと思っていました。

結婚が決まった本人や、お悔やみがあった本人の前でのM子の態度に呆れてしまいました。
お祝いもお悔やみも、損得勘定でするものではないので気持ちがないならやらなくて結構ですと一喝してスッキリしました。
お金を出してばかりなので損、と思ってしまう気持ちも理解できなくはないですが、自分に得にならないことや見返りがないことに反発する残念な人なんだなと思ってしまった出来事でした。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Kumi.M

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