ママ友との距離感って難しい! と感じたことがある方は多いのではないでしょうか。仲良くしたいと思っていても、いざ行動を共にすると「アレ?」と思うような人もいるようで……。今回は私の友人A子さんから聞いた、ドケチなママ友の話を紹介します。

お会計でびっくりする出来事が……

しかし、いざお会計の時間になると、A子が「アレ?」と思うようなことをB子が言ってきたのです。

A子は、ランチ代はてっきり割り勘だと思っていたのですが、B子は「ガソリン代と手間賃ということで!」と笑顔で言いながら、500円しか財布から出さなかったのです。突然のことにびっくりしてしまったA子は、「え!? あ、うん、そうだね」としか言うことができず……。

レジ前で揉めることはできないので、A子は仕方なく言われた通り支払うことに。税込みで1人2,500円のコースだったので、A子が4,500円、B子は500円を支払った計算です。結果として、A子が2,000円多く払うことになってしまいました。

もちろん車にはタダで乗せてもらおうとは思っておらず、ガソリン代と駐車場代として少しお金を渡そうと思っていました。ですが、初めて一緒にランチに行ったママ友という関係のB子に、半ば強引な請求によって思わぬ形で支払うことになり、モヤモヤが残る結果となってしまいました。

自宅から店までは、歩いて来れる距離だったので、B子の車に乗せてもらうことを断って歩いてこればよかった、もしくは自分が車を出せばよかったとA子は後悔。近場への運転代のお礼について、B子との価値観の違いに、思い悩んでしまいました。

しかし、急展開が!

A子は気付いていなかったのですが、偶然にも同じ店でママ友C美が食事をしていたらしく、レジ前で起こったこともすべて見られていました。後日、C美から話しかけられたA子は、B子に半ば強制的におごらされたことをつい漏らしてしまい……。

C美は顔が広いこともあり、幼稚園のママ友の間で話が広まりました。すると、同じ手口でB子におごらされたというママたちが複数人いることが判明! しかも、B子は自分が車を出さない時は、相手にガソリン代や手間賃は一銭も支払わないんだそう。B子は、レジ前で請求しても断れなさそうなママだけを狙い、行動していたのです。さらに、親しい友人には「あの人チョロかったわ♪」と漏らしていたそうで……。結局、B子は周りから「ヤバいママ」認定されてしまい、その後B子がママ友をランチに誘っても、断られる日が続いたそうです。

車のガソリン代の負担って、ときにトラブルの火種になりやすいですよね。どんなお礼の方法をすればいいか、あらかじめお互いにルールを決めておくのもいいかもしれません。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:ichika.K

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