さまざまな理由で他人を見下すマウンティング……学校の保護者間でもマウントを取りたがる人は必ずと言っていいほどいますよね。相手を貶めることの何が楽しいのでしょうか? これは筆者の友人・Nから聞いたマウンティング大好きな保護者の赤っ恥エピソードです。

真実の姿

Nがその日乗っていた車は代車だったのです。
いつも乗っている車を車検に出していて、ディーラーから貸してもらっていた車でした。

いつも乗っている車と違うことを知っていた別の保護者が「あ、でもNさんはいつもベンツに乗ってるわよね?」「そうそう、車庫に2台大きな外車が停まってるわよ!」と話すと、Kは悔しそうに真っ赤な顔をしてその場を立ち去っていきました。

実はNの旦那さんは投資家。
資産は驚くほどあるのですが、派手な生活を好まない性質で、生活は至って質素でした。
ただN夫婦の共通の趣味は車!
車にだけはお金をかけて、お互いに好きな車に乗っているという生活をしていたのです。

Kの誤算

Kは経済的に自分の方が優位だと思い込み、活躍するNの息子にも嫉妬して、さんざんマウントを取ってきました。
周囲の保護者も、他人を見下してマウントをとるKにはほとほと呆れていたようです。

この駐車場の出来事をきっかけに、Kと親密な付き合いをする保護者はいなくなってしまいました。
でもそれは自業自得……Nの息子が活躍していて悔しかったのでしょうが、同じお金があるのでも、鼻にかけないNの方が数倍人間的な魅力がありますよね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K


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