教員をしている友人B子から聞いた体験談です。中1で担任をし、ほとほと手を焼いた、やんちゃな男子生徒がいました。2年後、中3になった彼と、放課後の教室でたまたま2人に。何気なく中1の時の思い出話が始まったのですが……? 学校の先生ならではの感動するお話です。

反抗には理由があった

中1の頃は、複雑な家庭の問題もあり、大人を信用できなかったという彼。
「でも、先生は信用できる大人だった。今ならわかる」

そんな彼も無事、高校に入学しました。
さらに成人式当日には、「無事大人になりました」と報告の電話もありました。

反抗を受けている間は、本当に落ち込みました。自分の至らなさを、自分で責め続けました。
それでも、いつか心は返ってきます。それが、この仕事の醍醐味だと感じています。

今、反抗期真っ盛りのお子さんを抱えているみなさん、なんで通じないの? と悩んでいるみなさん。時間が経って、思いが通じていたことに気づく日がきっと来るはずですよ。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:田中つぐみ

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