相手のことを気遣ってした行動が裏目に出てしまった、なんて経験はありませんか?
「そんなつもりなかったのに……」と落ち込むこともあるでしょう。
これは、筆者の知人に聞いた、マナーに関するエピソードです。

気遣ったつもりが<マナー違反>していた!

「箸先が左側を向くように置くのがマナーよ!」
「これは反対でしょう」
「これだと、お仏壇へのお供え、という意味で失礼よ」

社長が左利きだから持ちやすいように、と気を利かせたつもりがマナー違反になっていたのです!

箸を置くときには、箸先が左側を向くように、持ち手が右手側にくるようにするのがマナー。

箸先が右側を向くように置くのは、亡くなった方への置き方なので、ご存命の方にすると失礼に当たってしまうのです。

幸い、社長はまだいらっしゃっておらず。
たまたま先輩が確認したところ、このマナー違反に気づいてくれたのです。

急いで箸の向きを変えて置くや否や、ちょうど社長が応接室へ。

先輩のおかげで無礼を働かずに済み、ホッとしました。

それからは、マナーについても勉強しています。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:一瀬あい

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