今回のエピソードは、子供の反抗期に頭を抱える筆者の友人の体験談です。
親の言うことを聞かず、夜遅くに帰ってくる高校生の娘に辟易していた友人ですが、
実はとんでもないどんでん返しが待っていました。

そんなある日...

そんな娘の反抗期に悩まされていたある日のこと。
私は、台所に立って夕飯の支度をしていたのですが、背後から娘の声が聞こえました。

振り向くと、娘がぶっきらぼうに「いつも、ありがとう。これ、あげる!」と母の日のプレゼントをくれたのです。
赤いカーネーションと白いハンカチでした。

なんでも、「親戚の伯母さんにお願いして、伯母さんの喫茶店でアルバイトをしてお金を貯めて買った」とのこと。
「夜遅かったのはもしかして...?」と尋ねたら、「バイトしてたよ」とぽつり。

真実を聞いて、母としてはらはらと嬉し涙が溢れました。娘を疑ってしまったことが申し訳なくなりました。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:雲川 はるさめ


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