不倫は人を傷つけるだけではなく、自分の貴重な時間を無駄にする行為でもあります。しかし不倫の真っ最中にいる人は、周りのことが全く見えなくなることも。今回は不倫に夢中になっていたけれど、あることがきっかけで目が覚めた経験のある、私の知人Wさんに聞いたお話です。
画像: ftnews.jp
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年上の医師と不倫

Wさんは当時20代で、マッチングアプリで知り合った40代既婚の医師と不倫をしていました。

まだ若いWさんから見れば医師は大人でお金もある、全てにおいて余裕のある男性。出会ってすぐに好きになり、いけないことだとは思いながらも彼に夢中になっていました。

「奥さんとは仮面夫婦だっていうし、私の方が若くて魅力的だっていつも言ってくれるの」
不倫はよくないと友人に言われるたびに、そう言ってのろけるWさん。

彼が医師というハイスペックな職業ということもあり、絶対に逃すまいと心に決めていました。

いつかは結婚を……

Wさんは将来的に医師と結婚したいと考えていたため、ことあるごとに「一緒になりたい」「奥さんと別れたら結婚してね」と彼に言い続けていました。

彼の乗っている高級外車に、ピアスやリップクリームをわざと落としていくこともありました。

「こういうのは困るよ、妻に見つかったらヤバいから」
「でも奥さんとはうまくいってないんでしょ? ならいいじゃない、私と結婚してよ」
「すぐには無理だよ……」
すぐには無理、というのが彼の口癖で、Wさんは「すぐには無理なら、待っていればいつかは結婚できる」と少し期待をしていました。


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