結婚式は、女性にとって人生最大の晴れ舞台。きれいにドレスを着こなすためにダイエットに励んだという人もいるのではないでしょうか。今回は結婚式のために補正下着を購入したら、予想外の出来事に巻き込まれてしまった経験のある筆者の知人Aさんに聞いたお話です。

別の友人から聞いた真実

数日後、Aさんは友人たちに結婚式の招待状を送るにあたり、1人だけ引っ越し先の住所がわからなかった友人に電話をかけました。
「結婚決まったんだね、おめでとう!」
「ありがとう、実はそれで色々あってさー」
Aさんは例の友人に補正下着を勧められ、ローンを組んだことを話しました。
「〇〇って下着の会社? あんたそれ、マルチだよ。多分Aに下着売りつけて、あの子いくらかお金貰ってるはず」
「ええ、そうなの!?」

電話を切ったあとにAさんが調べてみたところ、友人の言う通りAさんが補正下着を買った会社はマルチ商法で有名な会社でした。

Aさんが下着を買ったお金の何パーセントかが、紹介した友人の懐に入るというシステムです。

「だからあんなに熱心だったんだ…… 」
Aさんはショックを受けつつも、マルチと気づかなかった自分も悪い、良い社会勉強になったと思うことにしました。

しかし自分の利益のために下着を売りつけてきた友人のことはどうしても許せず、その後何回か追加の下着を購入をしないかと電話があったものの、全てスルーしました。

もちろん、結婚式に呼ぶのもやめたそうです。

Aさんが断り切れなかったのも確かですが、自分の利益のために強引に物を売りつけていると、そのうち周りの人は離れていくでしょう。友情はお金では買えないことに、いつか気づく日は来るのでしょうか。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:齋藤緑子


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