みなさんの職場では、義理チョコを配る習慣はありますか? 知人のA子の会社では義理チョコ文化が残っていましたが、そのせいでA子はストーカー被害に遭ってしまい……? 知人のA子から聞いたありえないストーカー男の話をご紹介します。

男性の呆れた言い分とは?

バームクーヘンは「年輪のように夫婦が共に歳を重ねていく」という意味がこめられ、引き出物にもよく使われているお菓子です。
そこからB男は「A子は自分と結婚したいと思っている!」と勘違い。こちらとしては義理チョコのつもりで渡したのに、告白されていると誤解したのです。もちろん、A子から「好きだから付き合って欲しい」と交際を申し込んだ言葉は言っていません。

ぶっ飛んだ言い分に、周囲はあ然。上司のC男も頭を抱えてしまいました。
「あれは義理チョコで、深い意味はない。他の男性社員にも同じものを配っている」と教えられても、B男は「A子が恥ずかしがっているだけ」「自分は間違っていない」と納得してくれません。
結局、B男はトラブル回避のため遠方に転勤することになり、A子はB男と顔を合わせることはなくなりました。

お菓子の種類で誤解されるとは思ってもみなかったA子。お菓子に込められた意味を知らなかったため、勘違いさせてしまったのは申し訳なかったですが……。結婚の話なんて一切していないのに「結婚したいと思っているに違いない」と発想されてしまうと、コミュニケーションの点でとても不安になりますよね。A子は「二度と義理チョコにバームクーヘンは選ばない!」と誓ったそうです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:江田愉子

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