私が以前参列したお葬式で、派手に号泣する女性に遭遇したときの体験談です。私は悲しみに暮れているのかと思っていたけれど、周囲はなぜか彼女を冷たい目で見ていたのです。号泣女が周囲から疎まれていた理由とは?
画像: ftnews.jp
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葬式で号泣する女性に遭遇

遠縁の親戚の葬式に参列したときのこと。私自身は故人と面識はなく、都合により参列できなかった母の代理です。
葬儀は粛々と進みましたが、その中で目立つ1人の女性がいました。
その女性は棺桶にすがりついて「おばあちゃん、なんで死んじゃったの!」「私がついてあげていれば良かった!」と派手に号泣しているのです。
まるでドラマのような光景で、私はあっけにとられながら見つめてしまいました。

号泣女に抱いた違和感

故人は80代後半で、病気の長患いの末に亡くなったと母から聞かされていました。
在宅介護で、家族の負担も大きかったのだとか。そのせいか、疲労の色が濃い遺族も何人か見られました。

私は号泣する女性を「おばあちゃん子だったんだな」「十分な介護ができなかったことを悔やんでいるのかな」と思って見ていましたが、ふと違和感を抱きました。
周囲は誰も彼女をなぐさめようとせず、それどころか故人に近しい親戚たちは冷ややかな目で見ていたのです。


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