マウント発言をしてくる人っていますよね。それがもし大切な友人からだったら、不快感よりも戸惑いや悲しさの方が大きいかもしれません。今回は長年の友人からいきなりマウントをとられた、という知人から聞いたお話です。

攻撃力の強すぎるひと言

「あのさ……」思わず怒り出しそうになる私をよそに、
「みんなもこれを見て!」とメイク動画を見せてくるA。

そのときでした。
「ねぇ"おばちゃん"! 僕にも動画見せてー!」

屈託のないBくんの「おばちゃん」発言に、空気がピーンと凍り付きました。

「ご、ごめんね! この子言い間違えたみたい!」
慌ててフォローするBでしたが、その声はあまりAには聞こえていないようで、Aは茫然としていました。

正直に言ってみた

私は「あのさ、ちょっとキツいこと言うけど、多分そのメイクのせいだと思うよ。正直合ってないと思う」と本当のことを話しました。

最初は「そんなわけない!」と反論したAですが、BとCも私に賛同し、「絶対、元のメイクの方が若く見えるしキレイだよ!」と3人で説得しました。Bくんの発言の効果もあったのか、最終的には理解してくれたようでした。

あと大事な友人からマウント発言をされ、腹が立ったし傷ついたということも話しました。
自分のデリカシーの無い発言を認め「嫌なこと言ってごめんね」と謝ってくれたので、私も「キツいこと言ってごめんね」と謝り、無事解決することができました。
これからも年齢を重ねていく私たちですが、「一緒にメイク技術上げて、プラマイゼロにしていこうね」と、話しました。

まとめ

人の間違いを指摘するのは勇気がいりますよね。もしマウント発言を我慢していたら、我慢の限界になったとき関係性が崩れていたかもしれません。間違いは誰にでもあることですし、大切な人だからこそ今回のように伝えるべきことは伝えていきたいですね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:橘るい

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