ほんの少しの勘違いですれ違ってしまうのが人間関係の怖いところですよね。特に恋人同士だと、そこに恋愛感情も含まれるのでなおさら複雑です。相手に向き合ってお互いに思いやることで解決できることもたくさんありますが、それが一方通行になってしまうと修復も難しくなってしまいます。今回は「思い込み」がきっかけで彼とぶつかってしまったエピソードを友人が聞かせてくれました。

一体どうしたの?!

「ちょ、ちょっと待って? 一体どうしたの?!」A子はびっくりして彼に尋ねました。

すると彼は、ベランダに干してある洗濯物を指差して、「あれ、男の下着だろ。俺のほかに男がいたんだな」と言い出します。

ベランダには、A子がジムに行く時に愛用しているボクサーパンツが干してありました。
もちろん女性用の下着ですが、彼の中で【ボクサーパンツ=男しか履かない】というイメージだったようです。
それで彼は自分以外にも男がいるんだと思い込んでしまったのでした。

もう、無理かも……

もちろん、A子は必死で説明しました。
しかし彼は聞く耳を持たないどころか、思い込みでA子を責めてばかり。

最初はショックを受けて「別れたくない」と焦っていたA子でしたが、彼のその姿勢に次第に嫌気がさしてきてしまいました。

「付き合い続けてたら、こんなことばっかりなのかな……」と思えてきて、ついには「分かった、もういいよ」と別れを了承したそうです。

まとめ

そのあと友人からの噂で彼のことを聞きましたが、今も疑り深いところと思い込みが激しいところは変わっていないらしく、誰かと付き合ってもすぐに別れることを繰り返しているようです。

何か理由があるのかもしれませんが、人の話を聞かない人には、話し合いによって相手と向き合うということが難しいのかもしれませんね……。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:藍沢ゆきの

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