運転免許を取得したばかりのころの私の体験談です。初めて路面凍結の道路を車で走った日、冬の道路の恐ろしさを知らない私はノーマルタイヤで運転し怖ーい体験をしたのでした。

不幸中の幸い

その後車は、道路上を滑り続けぐるーっと1回転して進行方向の向きで停止しました。一瞬何が起こったのかわからず、なにもできないまま車が流れていく方向に身をゆだねるしかない状況でした。まるでメリーゴーランドに乗っているかのように、景色がぐるりと一周。頭の中は真っ白でした。

幸い3車線の道路で近くに車がなかったために、私1人で勝手に回って終わったようでした。コントロールを失ったまま道路の中央に出ていたらと思うと恐ろしい! 現実に戻った私は、とりあえずどこかにぶつかった感触もなかったため、何事もなかったように進行方向へと進んでいきました。

甘く見ていた私

路面凍結の道は初めてとはいえ、完全に甘く見ていました。もし車が混雑していたり歩行者がいたりしたらと思うと、ぞっとします。大事に至らなかったからよかったのですが、ぐるっと一周回って進行方向に向いていた私を見ていた人は、さぞびっくりしただろうと恥ずかしくなりました。

路面凍結の怖さを知りました。本当に怖かったです。その日以来、私は路面凍結がありそうな日は運転しないことにしました。また、調べてみると、ノーマルタイヤで凍結路面を走ると法令違反に当たる場合もあるということも知りました。免許を取ったばかりだったとはいえ、危険な運転をしてしまい猛反省です。皆さんも、路面が凍結している場合は、ノーマルタイヤでは走らないようにしてくださいね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:鈴木まさ美

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.