冠婚葬祭にはさまざまなマナーが存在します。社会人として覚えておきたいことばかりですが、知らず知らずのうちに失礼なことをしてしまっているケースも少なくありません。ということで今回は、静粛な【お葬式】の場面でやらかしてしまったエピソードを、筆者の友人が聞かせてくれました!

しかし、最後の最後に……

ところが、ホッとして気が緩んだのか、最後の最後にA子はやらかしてしまいました!

葬儀が終わり、参列者たちが各々帰宅していく中、A子はふと思いました。
「そうだ、上司に無事に終わったことを報告しよう♡」

そして、あろうことかスマホを取り出し、パシャッと祭壇を撮影!
その場で上司に「無事にお見送りできました!」という一言とともに写真を送信したそうです。

受け取った上司の反応は?

その後、会社に戻ったA子。
てっきり「よくやった」と褒めてもらえるかと思い、上司を見ると……
上司は今まで見たこともないような形相でA子を怒鳴りつけました。

「祭壇の写真を撮るやつがあるか! 失礼にもほどがある!!」

そこでA子はやっと、祭壇の写真を撮ることがどんなにいけないことだったのかを察したのでした。

まとめ

もちろん、後日A子は上司とともにご遺族のもとへお詫びに伺ったそうです。
真摯に謝罪し、許してもらえましたが、今思い出しても赤面する黒歴史になっているんだとか。

「上司から頼まれたことを成し遂げる!」という気持ちよりも、故人を偲びご遺族を思いやる気持ちが勝っていれば起こらなかったトラブル。
A子は自分の未熟さを思い知り、それからは人の立場に立って物事を考えることが癖になったそうです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:藍沢ゆきの

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