自分の身体のことは自分が一番わかっているはずです。しかし「大丈夫だろう」と高をくくっていると、とんでもない事態に陥ることもあります。これは筆者の友人・Oから聞いた大病に関するエピソードです。

え? ガン?

CT・MRI・組織検査などを行ったところ、診察結果は初期の胆管癌……。
目の前が真っ暗になりました。

先生曰く「治まらなかった腰痛の原因はこれだと思います。」とのこと。
でも初期で見つかるのは本当に珍しいらしく、先生からも「奇跡に近い!」と言われました。
すぐに治療をすれば治る確率が高いというので、夫に相談し、治療を開始することにしました。

ツラい治療

ガンの治療はツラいと聞いていたので、覚悟はしていましたが、手術・放射線治療・抗がん剤の治療はとても苦しいものでした。
吐き気・術後の傷の痛み・胃の不調……数え切れない体調不良に陥り、免疫力の低下から感染症に罹ったこともありました。

それでも確かに腰痛はなくなり、リハビリを頑張ることができたのです。

予後

胆管癌の予後はあまりよくないと言われていましたが、治療が功を奏し、5年経った今でも何とか生きています。
あのときあのまま放っておいたら、今頃はこの世にいなかったかもしれないと深く反省……。

これから先、自分の身体に少しでも異常があったら、そのままにしておくことだけはしないようにしようと心に誓いました。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K

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