バレンタインデーに意中の男性や、普段お世話になっている男の人に本命チョコや義理チョコを渡す人も多いでしょう。そんな時、楽して美味しいチョコをゲットし、男性社員にばら撒いて自分の株をあげようとした先輩女性がいました。そんな先輩女性と私の間に起きたエピソードをご紹介します。

断ったのですが……とてもしつこい

材料費を渡されるそぶりも見せずに菓子製作をゴリ押しされました。
「どうしても、お願いよ」と、その一点張り。
渋々引き受けて、二十個あまりのチョコレートフィナンシェを作りあげ、先輩女性にあげたのです。
その後、それを先輩女性は会社の男性社員に「自分で作ったの、これあげる」と吹聴しており、
私は内心「ええー、何言ってるの」と思いました。

満足げな先輩女性でしたが、約一ヶ月後にとんでもないどんでん返しが待っていました。
なんと、ホワイトデーの日に、私の元へと男性社員からたくさんのお返しがきたのです。
なんでも、私と先輩女性が下駄箱でしていた会話がある男性社員に聞かれていて、
先輩女性の自作自演がバレて広まったということです。
壁に耳あり障子に目あり。ずるいことはできないな、と思った今回のできごとでした。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:雲川 はるさめ

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