不倫相手の経済力に惹かれたF子は、何としてでも彼が欲しいと強く望みました。
F子の夢は、セレブライフを手に入れることだったのです。
美しく押しの強いF子は、持ち前の恋愛テクニックを駆使して不倫相手の略奪婚に成功しますが……? 今回は、そんな不倫の末の略奪婚エピソードを筆者の友人F子から聞きました。

良妻賢母の粘り勝ち

夫曰く「F子は確かに美人だけど、家事はサッパリだし、遊んでばかりで困る。やっぱり俺は前の妻とやり直すことにするよ!」とのことです。
F子はこの言葉に大慌てで反論しますが、夫の意思は変わりません。
こうしてF子は結局、結婚1年目にしてセレブライフを失ってしまったのでした。

「何でよ! 絶対に私の方が奥さんより美人なのに! あ~! また良い男を探さなきゃ!」
F子はそう言って、新たなハイスペ男子を探し始めますが、略奪婚という経緯もあって、なかなか上手くいかないようです。

女性として美意識を持つことも勿論、重要ですが、やはり最終的には心映えが求められますよね。
略奪婚なんてするものではありません。
ちなみに最終的に元鞘に収まった不倫相手の奥さんは、何事も無かったかのように、上品な着物姿で専業主婦の座に返り咲いたんだとか。この奥さんの器の広さには感心しますね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:六条京子


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