トラブルというものは、予想外のタイミングで突然発生してしまうもの。
それが電車内という狭い空間の中で起こってしまうと、誰もが慌ててしまいますよね。
筆者の友人A子さんから、電車内で緊急事態に陥ってしまった時の話を聞きました。

周りの溢れる優しさに、思わず涙

目の前に座っていたおばあさんが、いつの間にか横に座って背中をさすってくれていました。
斜めにいた男性は、心配そうに声をかけてくれてティッシュをくれました。

そして居なくなってしまったはずのサラリーマンは、逃げたのではなく車掌さんを連れてきてくれたのです。

周りの人達の優しさに感動して、本当に涙が止まらなくなってしまいました。
そしてその時、何かが吹っ切れたような感じがして、その日会社に行くのを辞めました。

会社から電話では怒鳴られましたが、不思議と怖さを感じることもなく、退職の意思をはっきり伝えることが出来ました。
あの時人の優しさに触れて、「自分は大切にされてもいいんだ」と思えたからかもしれません。
あの時助けてくれた方々、本当にありがとうございました!

まとめ

人の優しさや温かさに触れると、本来の幸せとは何かを思い出しますよね。
そして自分も周りに優しくしたいと思えたら、世界はもっと平和になるのかもしれません。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yuki.K

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