今回は、若くしてママになった私の友人S子から聞いた、体験エピソードを紹介します。
年長者からの心ない言葉に耐えながら、必死で育児に奮闘した結果……?

「絶対に幸せになってやる」と家事育児に奮闘した結果……

最初の頃は、叔母からの言葉の暴力に傷つき、よく泣いていました。大学に行った意味が無駄になるんじゃないか、社会経験がないと子どもに悪影響を与えるんじゃないかという不安は私たちにもよぎりました。けれど、偏見や心ない言葉の数々には、やはり辛いものがありました。

しかし娘が産まれてからは、叔母からの言葉が私にとって「絶対に誰よりも素敵な家庭を築いて、見返してやる」という原動力に変わっていったのです。

結婚してからは闘いの連続で、もう無理だと思うことも何度かありましたが、叔母たちの思い通りになりたくない一心で、歯を食いしばって耐えました。育児・学業は大変でしたが、時おり両親や友人といった周囲の助けを借りながら、なんとか夫婦一緒に乗り切ることができました。応援してくれた人たちには今も感謝しています。

そして、気づけば出産してから18年が経ち、その時産まれた長女はもう大学生です。

旦那は一流企業で頑張ってくれており、2人の子どもも優しく勤勉な人間に育ってくれました。
私は今、本当に幸せです。

ちなみに叔母は現在、認知症になって施設に入っているので、もう会って言葉を交わすことはないでしょう。

でも、「あの嫌味があったから、辛い時も負けじと頑張れた」と思うので、今となっては叔母に感謝しています。

最後に

今が幸せだからこそ、意地悪な叔母にも感謝の気持ちが持てるようになったのですね。

「辛いことや理不尽なことがあっても、それをバネに頑張っていれば、いつかは幸せになれる」と思わせてくれる、素敵なエピソードでした!

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Hinano.N


コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.