一見常識のありそうな人でも、非常識な行動をとる人っていますよね。それが身内だったらと思うと……。今回は私の友人A子さんから聞いた、義姉にピアスを盗られそうになった話を紹介します。

冗談が冗談に聞こえない……

張り詰める空気。しかし、次の瞬間、「うっそー! 入園式にちょうどいいかなと思ってちょっと試しにつけさせてもらっただけ!」と冗談っぽく言う義姉。驚きのあまり何も言うことができず、「あはは」と、ただ愛想笑いをするA子でした。

義姉は派手な格好をするわけでもなく、見た目もいたって普通の女性です。しかし、どこか裏の顔がありそうで……。そもそも義姉とは年に数回しか会わず、そこまで親しい仲でもありません。
「いや、絶対黙って持って帰るつもりだったでしょ!」とA子は思いながらも、身内と関係がこじれるのも面倒だと思い、これ以上は深く追求しないことにしました。

義姉としたら、本当に冗談のつもりだったのかもしれませんが、身内とはいえ、そこまで親しくない義姉に勝手に自分のものを触られたら嫌ですよね。A子が指摘しなかったら、一体どうなっていたことでしょう。幸いにも義姉家族は、飛行機に乗らないといけない距離に住んでいるので、しばらくは会わなくてもすむそうです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:ichika.K


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