筆者の甥(弟の子)が、最近「パパがしんどい」とぼやいています。平日は塾通い、週末は武道、おすすめの本までパパが選んで買ってくる。「読む本くらい、自分で決めたい……」という甥から話を聞き、背中を押してやると? 大人が思っているよりも、子どもはしっかり考えているんだよ、というお話です。

息子の正論に、パパもたじたじ……?

そして、「ねぇ、パパ! 僕はもっと、自分のやることを、自分で決めたいよ」
とキッパリ言ってのけました。

少し悔しいパパは、「じゃあもう、ゲームは禁止な」といつものように意地悪で返します。
「いいよ! もうゲームしなくてもいいよ! その代わり、僕が読みたい本は自分で買うから、お金ちょーだい。僕は物語の本より、宇宙の本が読みたいんだよ!」
ここで、パパはたじたじ。

いつまでもコドモっぽく見えてしまいがちな小学生。高学年にもなったら、自己主張もします。
それは、心がちゃんと成長している証なんですよね。
抑えつけるのではなく、ゆったり受け止めてやりたいものです。

ちなみに、甥は順調に自己主張をするようになってきたらしく、パパは子育ての難しさに直面しているところ。そんな弟一家を、私はほほえましく見ています。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

Itnライター:田中つぐみ

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