もしも夫が不倫をしたら別れる? 別れない? 考え方は人それぞれだとは思いますが、筆者の知人Aさんは乗り込んできた不倫女に、夫を「どうぞ」と差し上げたんだそうです。それは特に復讐をしなくても、不倫女が痛い目を見ることが分かっていたからなんだとか。不倫女が味わった厳しい現実をご覧ください。

不倫女の見た現実

入籍から1ヶ月が経ち、C子は思い描いていたような幸せが得られていないことに気がつきました。

あんなにも愛しいと思っていた男性は、今では気が緩んでおしゃれをサボるようになった中年男性です。Tがかっこいいイケオジでいられたのは、Aさんが身の回りの世話をしていたから。それがなくなった今、Tが年相応の中年男性になってしまうのは仕方ないでしょう。

Tは家事能力もなく、C子はイケオジからほど遠い中年男性の世話を焼かなければなりません。思い描いていた「私を溺愛するイケオジに甘やかされるハッピーな新婚生活」とは程遠い暮らしになってしまいました。

妻なめんなよ! 不倫女にできるかしら

AさんがC子に「ください♡」と言われて、あっさり「どうぞ」と言ったのは、このことがわかっていたからでした。

不倫女は所詮いいとこ取りしていただけに過ぎません。何にもできない中年男性がかっこよくいられて、よその女と恋愛できるだけの余裕があったのは、妻が支えていたから。

Aさんは頭の中がお花畑の若い女に、中年男性のかっこよさをキープできる器はとてもないと踏んでいました。だからあっさりと夫を譲り、不倫した2人に現実を見てもらおうと思ったのです。

現在のAさんは、2人からもらった慰謝料でより余裕のある暮らしを手に入れ、自由に楽しく暮らしているとのこと。TとC子がいつまで続くか楽しみにしているそうです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:安藤こげ茶

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