年収700万以上の高給取りの旦那さんと結婚した作者の友人。
さぞかし、経済的に安定した幸せな生活を送っているのだろうと私は思っていましたが、
実際に彼女に詳しく話を聞くとそうでもないことが分かりました。

子供はできず、趣味に走った旦那

残念ながら、夫婦のあいだに子供はできませんでしたが、「専業主婦として家にいて欲しい」と言われ、生活費は高給取りの旦那の稼ぎに任せることにしました。
しかし、肝心の旦那は、友人に誘われて行ったパチンコに、まんまとハマってしまいました。仕事が休みの日は、朝から晩までパチンコ屋に行くように。
勝つこともありますが、パチプロというわけではないので、負けることの方が圧倒的に多い状態でした。

パチンコはほどほどにしてよ、と旦那に言ったのですが、聞く耳持たず。
一度のめり込んでしまったものをなかなかやめることはできない性格の人でした。
気が付けば、給与のほとんどをパチンコで溶かしている始末。貯金もあっという間に無くなり、いよいよ家計は火の車。仮に私が働いたとしても、きっと旦那はそのお金もパチンコに溶かしてしまうでしょう。勝手に大事な保険を解約して、そのお金さえも旦那はパチンコに溶かしてしまうほど、旦那のパチンコ狂いは止められなくなってしまいました。
そのことを指摘すると「うるせえ! 指図してくんな!」と怒鳴ってきました。もうとっくに「ほどほど」の域ではありません。

もう我慢の限界!

ある日、閉店間際までパチンコ屋で遊び呆けている旦那を見て、我慢の限界が!
私は頭に来て、旦那が帰宅しても、玄関のドアチェーンを開けませんでした。
旦那はコンビニで暖を取っていたようですが、翌朝、離婚を切り出すと、
「俺は高給取りだぞ! そんな男と別れていいのか!」と言う始末。

私は
「給与をパチンコで溶かしてりゃ、無収入と一緒よ!」と
言い返してやりました。

パチンコをするのが悪いとは言いませんが、生活費まで使い込んでしまうのは困りますよね。その後、さんざん夫婦喧嘩をしましたが、結局は旦那が渋々離婚届にハンコを押したことで、離婚が成立しました。相手との結婚を決める時は、経済力だけでなく、金銭感覚もチェックしておくべきですね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター : 雲川 はるさめ

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