料理が好きな筆者の友人A子さんの姑。けれど、姑の手料理は、正直変な味がするのです。しかし、舅も夫もそのことを指摘せず、困っていると……。

激しい横やりを入れてくる姑

とってもまずいのに夫も舅も何も言わないので、「姑の料理がまずく感じるのは私だけ?」と不安でした。私はもともと料理が苦手だったのですが、レシピ動画にハマりメキメキと料理の腕を上げて、夫も舅も「嫁ちゃんの料理はおいしいな」と言ってくれるようになっていました。

ある日、義両親の家で夕飯を作ることになりました。しかし、姑は夫と舅に褒められる嫁が気に入らないようで、私がレシピ通りにきちんとやろうとしているのにあれやこれやと激しい横やりを入れてきます。

姑「あーあ、そんなんじゃダメよ!」と、ドンドン私に迫ってきたのです。
姑「私が何年料理をやっていると思っているの?! ちょっと貸しなさい!」

初めて知ったみんなの思い

するとそこへ夫と舅が登場し、全力で姑を制したのです。

舅「若い人の好きにさせてあげなさい」
夫「そうだよ。もっと嫁ちゃんに頼って」と姑を懐柔し始めます。

姑「え! ちょ、ちょっと! 私のキッチンなのよー!」

そう叫ぶ姑は、舅の「一緒にコーヒーでもどう?」という言葉に諦めたようで、リビングへと連れて行かれました。そのとき舅が私にウインクしたのを見て、みんな姑の料理をまずいと思っていたことを初めて知りました。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:鈴木まさ美

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