子どもは全員、胎内記憶を持って生まれると言われていますが、半信半疑だった私。長男からは胎内記憶の話を聞くことができなかったからです。しかし、まさかの次男から驚くべき話を聞けて……!? 私の実体験をご紹介します。

落ち着いた環境でふたりで話すと……

ランチタイムを少し過ぎていたため、他のお客さんもまばら。BGMもあまり聞こえず、静かな環境だったので、私はここぞとばかりに「ママのおなかの中どんなんだった?」とやさしく聞いてみることにしました。すると次男は、「あったかかった」と答えました。

「えーー! そうなの!? うんうん、それでそれで!?」と興奮する気持ちを必死に抑え、終始落ち着いたトーンで会話するように努めました。「なに色だった?」との質問には、「白かった」と回答。さらに「おなかの中でなにしてたの?」と聞くと、「移動してた」と答えた次男。

心があたたかくなった…

次男は夏生まれです。妊娠後期私は薄着だったので「太陽の光が白くまぶしかったのかな?」「移動してたということは、羊水の中をくるくる動き回っていたのかな?」などといろいろと考えていると、心があたたかくなりました。長男と夫が帰ってくる前に、「話してくれてありがとう」と言って、次男を抱きしめました。

まさか次男から胎内記憶のことを聞けるとは思ってもみなかったので、とてもうれしくなったのを覚えています。興奮冷めやらぬ私は、トイレから戻った夫に「こんなことがあったよ!」とすぐさま教えてあげました。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:ichika.K


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