携帯電話といえばガラケーが主流だった時代は、毎年のように新しい機能が搭載された機種が発売されて、皆こぞって機種変をしていました。私もその1人で、最新機能がついた携帯に変えたことで悲劇を味わうことになってしまったのです。今日はそんな私自身の過去のエピソードをご紹介します。

これは本気でやばいとホームのベンチで途方に暮れていたら、いつまでも私が駅から出てこないのを心配して母が改札から頭を覗かせてくれたのです。
「ちょっと! 何やってるのよ〜」と母に発見してもらった私は、駅員さんに理由を話し、母に代わりにお金を払ってもらい、なんとか改札から出ることができました。

後になって冷静に考えれば、駅員さんにお金を借りることもできたし、母が迎えにきてくれていることを告げて一緒に改札外までついてきてもらえばよかった、とやり方はいくらでもありました。
寒空の中、ホームのベンチでカタカタ震えていた自分を思い出すたびに、お財布の中身と携帯電話の充電だけは気をつけようと、思うのでした。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:南さおり


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