お別れすることを選んだ恋人同士の数だけ、別れる理由も存在します。しかし、その全てがお互いに納得できる理由だとは限りませんよね。というわけで今回は、どうしても納得できない理由で別れることになってしまったエピソードを友人から聞きました。

彼が話した理由とは

そこまでしてほかの女と遊びたいって、一体どういうこと? とA子が問い詰めた結果、彼の口からはありえない言葉が飛び出しました。

「俺、1人の女につき1曲しか曲が書けないんだ……。だから音楽のためにも、A子以外の女と付き合わないといけない。でも1番好きなのはA子だから!」

なんと彼は、曲作りのネタのために女遊びをしないといけないから、それを黙認してくれ! と力説してきたのです。

最後に渡されたものにドン引き

もちろんそんなふざけた話を受け入れられるわけもなく、呆れたA子はほどなくして彼とお別れすることになりました。

別れ際、最後まで名残惜しそうだった彼は、1通の封筒をA子に渡して「これ、お前のために書いた曲なんだ。よかったら2人の思い出に、受け取ってほしい!」と言ってきたそうですが、その頃にはすでに彼への気持ちが冷め切っていたA子は、「いらねーよ!!」と断り、以降彼とは一切連絡をとっていないそうです……。

まとめ

ちなみにその彼、今もまだデビューしておらず、売れないバンドマンのまま年齢だけを重ねているんだとか。
共通の知人からそれを伝え聞き、夢を追いかけ続けるのはステキではありますが「あのまま付き合い続けなくて本当によかった……」と胸を撫で下ろすA子でした。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:藍沢ゆきの


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